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SSNo.011 甘酒でパラレル!
2008-03-17
気がつけば一万ヒットです!皆さんありがとうございます。
拍手SSも更新しました。
せっかくの一万ヒット記念なので、今まで手を出せなかった長編をば・・・。
無論、ただの長編ではありませんよ。
バタバタバタバタバタ……キキーッ!
なんだか廊下が騒がしいのだが、理由はいつも決まっている。
“ヤツ”がまた悪巧みをしたに違いない。
「みんな来てる!?」
ごく平凡であったであろうその日。
騒ぎはいつもコイツから始まるのだ!
=========================
それは、ホワイトデーも過ぎた三月の中旬。
我々SOS団の面々は、いつものように集まり、いつものように各々の活動に集中していたわけだ。
そしてまた、いつものようにハルヒが迷惑ごとを持ってきたのである。
「どうした?そんなに慌てて。」
誰もツッこむ奴がいないようなので、仕方なく俺が聞いてやる。
ハルヒはいつもの定位置に移動しつつ皆に話す。
「夏休みにアルバイトしたスーパーがあったでしょ?」
ああ、そう言えばそんな事もしたな。
あの無限ループ夏休みにそんな事もしたな、
「そこのおっちゃんが、甘酒のもとが余っちゃったからって結構安値でくれたのよ。」
ほう、でその甘酒のもとをどうするって?
「ひな祭りには遅いけど、みんなで宴会やりましょ、甘酒で!」
そりゃ、飲酒だ。アルコール度数は低いにしても十分飲酒だ。
俺らはまだ高校生だろ。
「でも、孤島の時には飲んだじゃない。」
アレはアレ、コレはコレだ。
「と言う事で、一時帰宅して私服に着替えた後、七時に…有希の家あいてる?」
「かまわない」
「有希の家に集合!遅刻はクリスマスの時と同じく、みんなが笑うまで延々と一発芸だから!」
こうして、なし崩しに長門宅での宴会が決定した。
てか、甘酒で宴会なんてできるのか?
その考えは甘かった。
集合の一時間前、長門の住むマンションのインターホンを押したら出てきたのはハルヒだった。
「遅い!みんな来てるのよ!甘酒も用意できて、つまみも準備よしって時にアンタだけがいないじゃない!たるんでるわ、みんなの前で一発芸だからね!!」
エレベーターに乗り込み、上の階へと上がる間中、ずっと一発芸の事について考える羽目になったのだが、それも無駄だったらしい。
「入るぞ。」
ドアをノックして開けた瞬間に何とも言えない甘ったるいにおいが、俺を包み込んだ。
とりあえず、ドアの前にたたずんでいてもしょうがないので、中に入る。
「なんだこの甘ったるいにおいは。」
「甘酒。」
まず、換気しよう。長門、窓開けていいか?
「いい。」
「だーめ。」
なんでだハルヒ?
「寒いじゃないの。アンタは遅く来たからにおいになれてないだけよ。」
それでもだな…
「うるさい!さっさと座る!」
へいへい。
ハルヒが持ってきた大量の甘酒のもとは、甘酒に変わり、俺たちの目の前に姿を現している。
しかし、その量は半端ではない。
一体何袋もらってきたのだろうか。
「はい、それではキョンもきたので、SOS団の宴会を行います。」
「「「「「乾杯!」」」」」
「だからね…」
「そうですね、ですから僕は…」
「そう言えば、私の映画って…」
「あのときは、苦労したんだよ…」
「そう…」
「あたし、甘酒を牛乳でわってくるから。」
そう言って、全ての甘酒に牛乳を入れたらしく。味が変わっていた。
今思うと、コイツは酒を入れていたんだろうな。
思い出話に花が咲き、
余興で歌も歌い、
もちろん、俺の一発芸も行われたが、思い出したくないのでここには書かないでおく。
おそらくハルヒが入れた酒のせいで、まず先に朝比奈さんがダウン、寝入ってしまった。古泉は顔が上気しているがまだ意識ははっきりしていて、長門はいつも道理の無表情ながら、がぽがぽ飲んでいる。
「うーん。」
ハルヒも長門に負けじと飲んでいたせいで、意識がはっきりしていないらしい。俺の肩に頭を乗せてくる。
しかし、甘酒のにおいとともにハルヒの別な甘い香りまでしてきた。いかん変な気分になってきたぞ。
「キョン、こっち向いて。」
なんだ。
「ん」
ハルヒが唐突にもキスをしてきた。
さすがにディープではないが、不意打ちである。
何となくなま暖かい視線を感じるのだが。
「お熱いですね。」
うるさい、静かにしてろ。
「失礼。僕らの事は気にせず。どうぞ続きを。」
向こうへいっとけ。
なあハルヒ、しっかりしろ。
「キョンもっとー。」
は?
「もっとキスして。」
___ッ!!!
「これは僕がいない方がよろしいですか?」
いや、いてくれ。正気が保てなくなる。
それにしても、ハルヒ。なんて言った?あ?お前、今なんて言ったんだ?
「いいじゃにゃい、こひいとどうひなんらからー。」
ちゃんと日本語しゃべってくれ
「すぅ…」
すぅ?お前、ちゃんと起きてくれ。
ここで世界は、いくつかに分岐する。よく言うパラレルワールドって奴だ。
1.起こして家に送る
2.朝比奈さんとともに長門の家においていく。
3.ハルヒとともに長門の家に泊まる。
なんだか廊下が騒がしいのだが、理由はいつも決まっている。
“ヤツ”がまた悪巧みをしたに違いない。
「みんな来てる!?」
ごく平凡であったであろうその日。
騒ぎはいつもコイツから始まるのだ!
=========================
それは、ホワイトデーも過ぎた三月の中旬。
我々SOS団の面々は、いつものように集まり、いつものように各々の活動に集中していたわけだ。
そしてまた、いつものようにハルヒが迷惑ごとを持ってきたのである。
「どうした?そんなに慌てて。」
誰もツッこむ奴がいないようなので、仕方なく俺が聞いてやる。
ハルヒはいつもの定位置に移動しつつ皆に話す。
「夏休みにアルバイトしたスーパーがあったでしょ?」
ああ、そう言えばそんな事もしたな。
あの無限ループ夏休みにそんな事もしたな、
「そこのおっちゃんが、甘酒のもとが余っちゃったからって結構安値でくれたのよ。」
ほう、でその甘酒のもとをどうするって?
「ひな祭りには遅いけど、みんなで宴会やりましょ、甘酒で!」
そりゃ、飲酒だ。アルコール度数は低いにしても十分飲酒だ。
俺らはまだ高校生だろ。
「でも、孤島の時には飲んだじゃない。」
アレはアレ、コレはコレだ。
「と言う事で、一時帰宅して私服に着替えた後、七時に…有希の家あいてる?」
「かまわない」
「有希の家に集合!遅刻はクリスマスの時と同じく、みんなが笑うまで延々と一発芸だから!」
こうして、なし崩しに長門宅での宴会が決定した。
てか、甘酒で宴会なんてできるのか?
その考えは甘かった。
集合の一時間前、長門の住むマンションのインターホンを押したら出てきたのはハルヒだった。
「遅い!みんな来てるのよ!甘酒も用意できて、つまみも準備よしって時にアンタだけがいないじゃない!たるんでるわ、みんなの前で一発芸だからね!!」
エレベーターに乗り込み、上の階へと上がる間中、ずっと一発芸の事について考える羽目になったのだが、それも無駄だったらしい。
「入るぞ。」
ドアをノックして開けた瞬間に何とも言えない甘ったるいにおいが、俺を包み込んだ。
とりあえず、ドアの前にたたずんでいてもしょうがないので、中に入る。
「なんだこの甘ったるいにおいは。」
「甘酒。」
まず、換気しよう。長門、窓開けていいか?
「いい。」
「だーめ。」
なんでだハルヒ?
「寒いじゃないの。アンタは遅く来たからにおいになれてないだけよ。」
それでもだな…
「うるさい!さっさと座る!」
へいへい。
ハルヒが持ってきた大量の甘酒のもとは、甘酒に変わり、俺たちの目の前に姿を現している。
しかし、その量は半端ではない。
一体何袋もらってきたのだろうか。
「はい、それではキョンもきたので、SOS団の宴会を行います。」
「「「「「乾杯!」」」」」
「だからね…」
「そうですね、ですから僕は…」
「そう言えば、私の映画って…」
「あのときは、苦労したんだよ…」
「そう…」
「あたし、甘酒を牛乳でわってくるから。」
そう言って、全ての甘酒に牛乳を入れたらしく。味が変わっていた。
今思うと、コイツは酒を入れていたんだろうな。
思い出話に花が咲き、
余興で歌も歌い、
もちろん、俺の一発芸も行われたが、思い出したくないのでここには書かないでおく。
おそらくハルヒが入れた酒のせいで、まず先に朝比奈さんがダウン、寝入ってしまった。古泉は顔が上気しているがまだ意識ははっきりしていて、長門はいつも道理の無表情ながら、がぽがぽ飲んでいる。
「うーん。」
ハルヒも長門に負けじと飲んでいたせいで、意識がはっきりしていないらしい。俺の肩に頭を乗せてくる。
しかし、甘酒のにおいとともにハルヒの別な甘い香りまでしてきた。いかん変な気分になってきたぞ。
「キョン、こっち向いて。」
なんだ。
「ん」
ハルヒが唐突にもキスをしてきた。
さすがにディープではないが、不意打ちである。
何となくなま暖かい視線を感じるのだが。
「お熱いですね。」
うるさい、静かにしてろ。
「失礼。僕らの事は気にせず。どうぞ続きを。」
向こうへいっとけ。
なあハルヒ、しっかりしろ。
「キョンもっとー。」
は?
「もっとキスして。」
___ッ!!!
「これは僕がいない方がよろしいですか?」
いや、いてくれ。正気が保てなくなる。
それにしても、ハルヒ。なんて言った?あ?お前、今なんて言ったんだ?
「いいじゃにゃい、こひいとどうひなんらからー。」
ちゃんと日本語しゃべってくれ
「すぅ…」
すぅ?お前、ちゃんと起きてくれ。
ここで世界は、いくつかに分岐する。よく言うパラレルワールドって奴だ。
1.起こして家に送る
2.朝比奈さんとともに長門の家においていく。
3.ハルヒとともに長門の家に泊まる。


