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SSNo.20 五月病
2008-05-07
今回はほのぼの話です。全文が長くなるのもどうかと思い、コメントは前作のコメント欄で回答しています。
見づらくてすいません。
とりあえず、「ごめん、俺引っ越すから」のハルヒ視点はまた今度です。何分消化不良。
今回ばかりは糖分は抑え気味です。
「五月病」をどうぞ。
季節は初夏、月は五月。
皆さんは五月病というものをご存じであろうか?
四月の緊張も一ヶ月たてば抜け、だらけきってしまうものだ。
俺はそう考える。実際に広辞苑なんかで引くと
【五月病】
4月に新しく入った学生、社員などに、5月頃にしばしば現れる神経症な状態。
新しいも古いも知ったこっちゃねえや。どーでもいい。
それで、俺が一体全体何が言いたいのかと言えば。
この俺の目の前にいる、五月病にしか見えないこの女の治療法を是非とも教えてもらいたい。以上。
朝、ハルヒはいつものように俺の登場を待ってドアとにらめっこしているか、もしくは窓の方向を向いてボーっとしているかだと思ったのだが、その日だけは違った。
ハルヒはどこを向くこともなく、机に突っ伏していた。
とりあえず毎日の習慣なので、声は掛けておく。
「おはようハルヒ。」
「おはよう。」
どうした、気分でも悪いのか?
「別に。ただダルいだけ。」
なんでだ?
「五月病。」
ほう。
お前ともあろうものが、五月病とは珍しいな。
「別に。」
何かやろうという気にはならんのか?
「なんにも。」
「……………」
「……………」
その数秒間俺たちは何をするでもなく、ただ見つめ合っていた。
「キョン」
何だ?
「静かなのもいいかなって。」
ああ、そうかもな。
皆さんは五月病というものをご存じであろうか?
四月の緊張も一ヶ月たてば抜け、だらけきってしまうものだ。
俺はそう考える。実際に広辞苑なんかで引くと
【五月病】
4月に新しく入った学生、社員などに、5月頃にしばしば現れる神経症な状態。
新しいも古いも知ったこっちゃねえや。どーでもいい。
それで、俺が一体全体何が言いたいのかと言えば。
この俺の目の前にいる、五月病にしか見えないこの女の治療法を是非とも教えてもらいたい。以上。
朝、ハルヒはいつものように俺の登場を待ってドアとにらめっこしているか、もしくは窓の方向を向いてボーっとしているかだと思ったのだが、その日だけは違った。
ハルヒはどこを向くこともなく、机に突っ伏していた。
とりあえず毎日の習慣なので、声は掛けておく。
「おはようハルヒ。」
「おはよう。」
どうした、気分でも悪いのか?
「別に。ただダルいだけ。」
なんでだ?
「五月病。」
ほう。
お前ともあろうものが、五月病とは珍しいな。
「別に。」
何かやろうという気にはならんのか?
「なんにも。」
「……………」
「……………」
その数秒間俺たちは何をするでもなく、ただ見つめ合っていた。
「キョン」
何だ?
「静かなのもいいかなって。」
ああ、そうかもな。


