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SSNo.021 キョンの家潜入「こちらハルヒ。」誰も応答しない。
2008-05-21
続きました。キョン引っ越しましたシリーズ第三段!MGS4、発売待ち遠しいですね。(別に買う事はない)
何て思いつつ考えついたネタ。プロット?前回に続きそんなもの無いですよ?はははははorz
ともかく、名前にひねりをと思って作った題名
『キョンの家潜入「こちらハルヒ。」誰も応答しない。』をどうぞ。
ハルヒ視点です(前回の難しさに懲りてないorz)
キョンの家がものすごーく近くなった。
どのくらいかと表現するとだいたい家から5歩ぐらい歩いたらキョンの家だ。塀を越えるとキョンの家。
そして何より窓を開けるとキョンの部屋。
これなら、朝起きたときもキョンが起きたって一発でわかるのよね。
なので、起きるまでのモーニングコールは現在進行中よ。毎朝たたき起こしてあげるんだから。
もう一つ、実は悪戯心ではじめた事が、癖になって習慣になった事。
キョンの部屋の電気が消えて、しばらくしてから「それ」は実行される。
始まりは、キョンが窓を開けて寝ていた事から始まった。
その日は物干し竿でキョンの部屋の窓を締めてやった。
いい?あくまで団員思いの団長の行動だから。
べ、別に、キョンが風邪で休んだらその日の一日がつまらないとか、思ってないから!
でもね、そのときふと思ったのよ、これぐらいの距離なら何とかして渡れるんじゃないかって。
んで、古泉君に相談したら。次の日に「こんなの見つけましたよ」とかいって、黒いたたまれた板を持ってきてくれた。
何でも知り合いのおじさんの工場の品で、アルミチューブの芯にナノカーボン紙を何枚も巻いて、チタンで厚くコーティングしてある板で机と机の間において、古泉君が乗っても、その上で跳んでも、ビクともしなかった。しかもその強度の割に薄く、しかもとても軽い。
取り付け方法は簡単なのに、人の手が加わらないと絶対にはずれない。しかも、落ちても安全の命綱付き。古泉君は
「昔もらった試作品でしたが、僕は使う事なんて無いので。」
と言ってあたしにくれた。
持って帰るとあたしは机の陰にしまい込み、夜が早く来ないかなと待つ。
秒針が動くのが遅いのよ。もっとキリキリ働くべき何じゃないの?と、少しイラッと来る。
でも、普段通りに生活すれば、夜はすぐに来た。
キョンの部屋の網戸を物干し竿で開け、古泉君がくれた板をセットする。キョンの部屋の窓枠の上に置く。なんとサイズはぴったりだった。
命綱をつけての最初の第一歩をあたしは踏み出す。そんなに高い距離じゃない。すぐに、次の一歩を踏み出していき、何の問題も無く、無事キョンの部屋に到着。
「ホント、間抜けな寝顔ねー。」
あたしはこっそりと聞こえないように呟く。なんだか、キョンが起きたらどうしようとか思って、その日はすぐに帰った。
その次の日、少しぐらい悪戯をと思い、頬に赤い水性ペンで「俺はハルヒを愛しています」ってかいてみた。キョンが途中くすぐったそうにしていたけど、そのスリル感がたまらなかった。
その日のモーニングコール
「トゥルルルルルル…」
早くでなさいよ、バカキョン!
『もしもし。』
あたしは手元のストップウォッチを確認
「二分二十五秒。やっぱ遅いのよ。シャキッとしなさい!シャキッと!」
『やれやれ。もう切るぞ。』
切られる前に伝えておかなくちゃいけない。
「キョン。」
『何だ。』
「しっかりと!顔を洗ってきなさいよ!」
『わかったよ。』
登校はいつもキョンと一緒。もちろん下校もだけど。
「なぁ、ハルヒ。」
「何よ」
「おまえさ、夜に俺の部屋とかに入ってきてないよな。」
唇の端がつり上がるのを必死でこらえつつ
「は?何言ってんの?アンタの部屋に入れるわけ無いでしょう?何メートル離れてると思ってんの?」
我ながら迫真の演技ね。バレてないかしら?
「そうだよなぁ…」
本当に最っ高!
絶対今夜もやっちゃお!とか思ってるのよね。
その後もたびたびキョンの部屋に侵入しては悪戯をして帰る。
次第にエスカレートしていって、顔に落書きに始まり、手の甲に口紅でキスマーク付けたり、いかがわしい本がないか探してみたり、あ、そのときにあたしの写真集見つけて驚いたわ。キョンと一緒に写ってるのもあったから、多分出所は谷口でしょうね。
それにしてもキョンに学習能力はあるのかしら?あえて窓開けて楽しんでいるとか?そうかもしれない。だったら、もっとすごいのお見舞いしてやるわ!
そして、キョンの首に口紅では無いキスマークをつける事に思い至ったの。フフフ、いいのよ。彼氏彼女だし!キョンはあたしの物で、他の誰にもあげないんだから!
座り込んでつけるだけじゃおもしろみがないから、布団の中に潜り込む事にした。無事につけ終わると布団から抜けられない。キョンの腕がガッチリとあたしをホールドしていた。
え?もしかして起きた?
「よかった…」
え?何?
「ハルヒ…愛してるぞ…」
結論。コイツは寝ている。今のはただの寝言だ。
腕に引き寄せられキョンの顔が近づいてくる。
「ん」
あたしはキスされた。コイツは一体どんな夢を見ているのか不思議に思いながら…
____しかし。
「ん?んん、んんん!」
キョンは起きた
あたしから、唇を離し
「ぷはっ!、お、お、お前!一体いつからいた!」
「さっきからよ、じゃあね!」
あたしは、窓から逃げようとしたが、キョンはあたしが飛び降りると思ったのか、必死の勢いで、抱き止められた。
「ちょ!キョン!どこ触っているのよ!」
「そんな事知った事か!いくら何でも飛び降りる事は無いだろう。」
しかし、黒い橋を確認すると、
「ほお、そうか。そんな事をしていたのか。そんな奴はこうしてやるっ!」
ベッドの上に乗せられる。え?どうしよ!?あたし、キョンに襲われちゃう!?
そして、キョンはガムテープを持ってきた。それであたしの口をふさぐの?声出さないように?いくらあたしでも、キョンの腕力なら押さえられちゃう、抵抗できない!
キョンが覆い被さってくる。
ああ、ダメ!とか思ってたら、キョンは掛け布団ごとあたしを巻いて、その上をガムテープで何重にも巻き、みの虫状態にさせた。
顔が熱い。それまではそう言う事ばっかり想像しちゃったから。恥ずかしい。何より、キョンがそんな事する訳無いのにね。
____パシャ
「ちょっと!何撮ってんのよ!」
キョンはデジカメを構えていた。
「全く、俺を怒らすと怖いんだぞ。今までのお礼、たっぷりと返してやる。」
まずキョンは手鏡で、自分の様子を確認しはじめた。あの手鏡は自分の状況を確認するためにキョンが買ってきた物だ。
「あっ、こんな所にキスマークついてやがる。しかも口紅じゃないな。」
ここぞとばかりにあたしは言い返す。
「ふん、アンタはあたしの彼氏だもんあたしの物でいいのよ。」
「その言葉、そっくりそのまま返してやる。」
そう言って、キョンは、ベッドの横で立て膝をしてあたしの首にキスをした。長い。
唇を離すと、キョンは手鏡をあたしの目の前に差し出す。
首筋に立派なキスマークがついていた。
「ほれ、お返しだ。あ、後これもあったな。」
そう言って、キョンは赤い水性ペンを持ち出した。
「私、は…キョンを…愛、して、いますっと。」
顔に書かれた。抵抗はしても無駄らしい。
その後?
聞いちゃダメよ。キョンは『腰が痛ぇ』とか、言ってたけどねっ!
=終=
あとがき
悪戯はエスカレートしていくのが本質。と言うか、どうでしたか?今回のお話。
ちなみに、黒い橋は、機関が原型を作り、長門さんが安全性を追求しています。
実はキョン視点も制作中です。同じ話なのに「最強のヒーロー誕生?」一体どうなるんでしょう?作者も解りませんorz
どのくらいかと表現するとだいたい家から5歩ぐらい歩いたらキョンの家だ。塀を越えるとキョンの家。
そして何より窓を開けるとキョンの部屋。
これなら、朝起きたときもキョンが起きたって一発でわかるのよね。
なので、起きるまでのモーニングコールは現在進行中よ。毎朝たたき起こしてあげるんだから。
もう一つ、実は悪戯心ではじめた事が、癖になって習慣になった事。
キョンの部屋の電気が消えて、しばらくしてから「それ」は実行される。
始まりは、キョンが窓を開けて寝ていた事から始まった。
その日は物干し竿でキョンの部屋の窓を締めてやった。
いい?あくまで団員思いの団長の行動だから。
べ、別に、キョンが風邪で休んだらその日の一日がつまらないとか、思ってないから!
でもね、そのときふと思ったのよ、これぐらいの距離なら何とかして渡れるんじゃないかって。
んで、古泉君に相談したら。次の日に「こんなの見つけましたよ」とかいって、黒いたたまれた板を持ってきてくれた。
何でも知り合いのおじさんの工場の品で、アルミチューブの芯にナノカーボン紙を何枚も巻いて、チタンで厚くコーティングしてある板で机と机の間において、古泉君が乗っても、その上で跳んでも、ビクともしなかった。しかもその強度の割に薄く、しかもとても軽い。
取り付け方法は簡単なのに、人の手が加わらないと絶対にはずれない。しかも、落ちても安全の命綱付き。古泉君は
「昔もらった試作品でしたが、僕は使う事なんて無いので。」
と言ってあたしにくれた。
持って帰るとあたしは机の陰にしまい込み、夜が早く来ないかなと待つ。
秒針が動くのが遅いのよ。もっとキリキリ働くべき何じゃないの?と、少しイラッと来る。
でも、普段通りに生活すれば、夜はすぐに来た。
キョンの部屋の網戸を物干し竿で開け、古泉君がくれた板をセットする。キョンの部屋の窓枠の上に置く。なんとサイズはぴったりだった。
命綱をつけての最初の第一歩をあたしは踏み出す。そんなに高い距離じゃない。すぐに、次の一歩を踏み出していき、何の問題も無く、無事キョンの部屋に到着。
「ホント、間抜けな寝顔ねー。」
あたしはこっそりと聞こえないように呟く。なんだか、キョンが起きたらどうしようとか思って、その日はすぐに帰った。
その次の日、少しぐらい悪戯をと思い、頬に赤い水性ペンで「俺はハルヒを愛しています」ってかいてみた。キョンが途中くすぐったそうにしていたけど、そのスリル感がたまらなかった。
その日のモーニングコール
「トゥルルルルルル…」
早くでなさいよ、バカキョン!
『もしもし。』
あたしは手元のストップウォッチを確認
「二分二十五秒。やっぱ遅いのよ。シャキッとしなさい!シャキッと!」
『やれやれ。もう切るぞ。』
切られる前に伝えておかなくちゃいけない。
「キョン。」
『何だ。』
「しっかりと!顔を洗ってきなさいよ!」
『わかったよ。』
登校はいつもキョンと一緒。もちろん下校もだけど。
「なぁ、ハルヒ。」
「何よ」
「おまえさ、夜に俺の部屋とかに入ってきてないよな。」
唇の端がつり上がるのを必死でこらえつつ
「は?何言ってんの?アンタの部屋に入れるわけ無いでしょう?何メートル離れてると思ってんの?」
我ながら迫真の演技ね。バレてないかしら?
「そうだよなぁ…」
本当に最っ高!
絶対今夜もやっちゃお!とか思ってるのよね。
その後もたびたびキョンの部屋に侵入しては悪戯をして帰る。
次第にエスカレートしていって、顔に落書きに始まり、手の甲に口紅でキスマーク付けたり、いかがわしい本がないか探してみたり、あ、そのときにあたしの写真集見つけて驚いたわ。キョンと一緒に写ってるのもあったから、多分出所は谷口でしょうね。
それにしてもキョンに学習能力はあるのかしら?あえて窓開けて楽しんでいるとか?そうかもしれない。だったら、もっとすごいのお見舞いしてやるわ!
そして、キョンの首に口紅では無いキスマークをつける事に思い至ったの。フフフ、いいのよ。彼氏彼女だし!キョンはあたしの物で、他の誰にもあげないんだから!
座り込んでつけるだけじゃおもしろみがないから、布団の中に潜り込む事にした。無事につけ終わると布団から抜けられない。キョンの腕がガッチリとあたしをホールドしていた。
え?もしかして起きた?
「よかった…」
え?何?
「ハルヒ…愛してるぞ…」
結論。コイツは寝ている。今のはただの寝言だ。
腕に引き寄せられキョンの顔が近づいてくる。
「ん」
あたしはキスされた。コイツは一体どんな夢を見ているのか不思議に思いながら…
____しかし。
「ん?んん、んんん!」
キョンは起きた
あたしから、唇を離し
「ぷはっ!、お、お、お前!一体いつからいた!」
「さっきからよ、じゃあね!」
あたしは、窓から逃げようとしたが、キョンはあたしが飛び降りると思ったのか、必死の勢いで、抱き止められた。
「ちょ!キョン!どこ触っているのよ!」
「そんな事知った事か!いくら何でも飛び降りる事は無いだろう。」
しかし、黒い橋を確認すると、
「ほお、そうか。そんな事をしていたのか。そんな奴はこうしてやるっ!」
ベッドの上に乗せられる。え?どうしよ!?あたし、キョンに襲われちゃう!?
そして、キョンはガムテープを持ってきた。それであたしの口をふさぐの?声出さないように?いくらあたしでも、キョンの腕力なら押さえられちゃう、抵抗できない!
キョンが覆い被さってくる。
ああ、ダメ!とか思ってたら、キョンは掛け布団ごとあたしを巻いて、その上をガムテープで何重にも巻き、みの虫状態にさせた。
顔が熱い。それまではそう言う事ばっかり想像しちゃったから。恥ずかしい。何より、キョンがそんな事する訳無いのにね。
____パシャ
「ちょっと!何撮ってんのよ!」
キョンはデジカメを構えていた。
「全く、俺を怒らすと怖いんだぞ。今までのお礼、たっぷりと返してやる。」
まずキョンは手鏡で、自分の様子を確認しはじめた。あの手鏡は自分の状況を確認するためにキョンが買ってきた物だ。
「あっ、こんな所にキスマークついてやがる。しかも口紅じゃないな。」
ここぞとばかりにあたしは言い返す。
「ふん、アンタはあたしの彼氏だもんあたしの物でいいのよ。」
「その言葉、そっくりそのまま返してやる。」
そう言って、キョンは、ベッドの横で立て膝をしてあたしの首にキスをした。長い。
唇を離すと、キョンは手鏡をあたしの目の前に差し出す。
首筋に立派なキスマークがついていた。
「ほれ、お返しだ。あ、後これもあったな。」
そう言って、キョンは赤い水性ペンを持ち出した。
「私、は…キョンを…愛、して、いますっと。」
顔に書かれた。抵抗はしても無駄らしい。
その後?
聞いちゃダメよ。キョンは『腰が痛ぇ』とか、言ってたけどねっ!
=終=
あとがき
悪戯はエスカレートしていくのが本質。と言うか、どうでしたか?今回のお話。
ちなみに、黒い橋は、機関が原型を作り、長門さんが安全性を追求しています。
実はキョン視点も制作中です。同じ話なのに「最強のヒーロー誕生?」一体どうなるんでしょう?作者も解りませんorz


