SSNo.38 二人三脚の後
どうもMODOKIです。
ご無沙汰しております。
いつの間にやらカウンターが10万件近く回っているじゃないですか。
ブログを初めて8ヶ月と少し、十万件を回ったか…(泣)
いや、もう狂喜乱舞しているのですが時間が無くてSSかけませんでした。
合唱コンクール、進学模試、期末テスト、学力調査。
11月めっ俺にSS書かせない気だなっ!?
とまぁ恨むところが違うと思うのですが。
今までの8ヶ月の長さを感じ、歴史を思い出しています。
37作のSSを書いてきて。
この拙い文章を評価していただいた皆様方本当にありがとうございます。
MODOKIは非常に感動しています。
そんな皆様方の応援を感じつつ、MODOKIは頑張ります。
先生に、親に、閉鎖しろと言われているこのブログ。
誰が閉鎖してなるものかっ!
負けません。絶対に負けません。
せめて一ヶ月に一度でも、皆様に顔を出すべく、頑張ります。
応援してくれた皆様のためなら、負負負っMODOKIは貫徹だって努力を惜しまないのです。
(現在 午後11時50分)
まぁ、一ヶ月も遅れたわけですが、この受験勉強のブランクを埋めるべく、
三作!三作書きましょう。
10万HITしてくれた皆様のためですから!やります。三作書きます!
では、まずは前回の後編から。
『二人三脚の後』です。
追記から、どうぞ。
頬が痛む。おそらく腫れているだろう。
何事かと他の生徒達が俺を見てくる。
驚きと混乱で、しばらくバカみたいに立ちつくしていたが、すぐにハルヒを追いかけた。
ハルヒを起こらした理由、それは俺に帰結し、俺はとんでもない事をやったのだと、脳のどこかが告げていた。
校門は違う。
校舎内は立ち入り禁止だ。
体育館は人がたくさんいすぎて入れそうにない。
体育館か?
後ろは空き地で程々に広いスペースがあるはずだ。
俺は期待しつつ、体育館裏へ走っていった。
「ハルヒっ!」
気が焦って俺は叫んだが、そこにいたのは一組の男女だ。熱烈なキスなんかしてやがる。男が横目にこちらを見て、手を払った。
別に覗いてる訳じゃねぇっつーの。
「畜生。」
俺は、ハルヒを探していた。
なんでだ?もう一人の人格である『俺』が俺に聞く。
なんで俺は、ハルヒを追っているんだ?
別に、終わった瞬間にアイツが俺をひっぱたいて走っていっただけだろ?
なんで追う必要があるんだ?
面倒くさい。
馬鹿馬鹿しい。
放っておけ。
知らねえよ。
左の頬が痛み出す。
俺は痛む頬を撫でた。
なんで、アイツは俺を叩いた?
俺はアイツに、ハルヒになんて言った?
『少なくとも一時間は俺の恋人だ』と言った。
だから、アイツはこう受け取ったんだ。
『ゲームに勝つための一つの道具として恋人の立場を利用した。』
詰まるところ、アイツのプライドを傷つけたのだ。
告白されたとして、それが嘘で、しかも本人の気持ちなんてこもっていなかったとしたら、いくらハルヒでも怒るだろう。
俺は再び走り出した。ハルヒにあの恋人に謝らなくちゃならない。
もう一人の『俺』が再び声を出した。
謝ったところでどうする。実際にハルヒと付き合うのか?
それは…どうだろうか?
部室棟の裏を歩いて進んでいたとき、俺に声がかかった。
「キョン。」
さっきまで、探していた声だ。
そして、聞くのはもう少し待って欲しかった声だ。
だが、逃げるわけには行かない。
「ハルヒ、すまん。俺が悪かった。」
俺は頭を下げた。
「言いたい事はそれだけ?」
それだけじゃ、すまされないはずだ。
俺は、はっきりと告白の真意を言わなくちゃいけない。
「ハルヒ…」
俺は顔を上げて、ハルヒを見る。正面から、身長差で少し下を向くが。
目は、少し赤かった。
鼻も、少し赤かった。
髪は、ポニーテールだった。
もう一人の俺が又、囁いてくる。
なんでハルヒは泣いてたんだよ?
今、なんでポニーテールにしてんだよ?
お前、ハルヒの気持ちに気付いてるだろ?
知ってて知らない振りしてんだろ?
自分の気持ちすら認めてねぇだろ?
いい加減気が付けよ馬鹿野郎。
はやく認めやがれクソ野郎。
「ハルヒ、すまない。」
ハルヒの顔が曇る。
「『一時間』なんて言って、ゴメンな。」
そのまま、俺はハルヒを抱きしめた。
自分の胸当たりに湿った感覚を感じる。
「……バカ……」
「ごめん。」
あーあ、さっきのカップルよりはまだまだだが、変わらねえな。
俺は内心、そう思った。
「浮気したら殺すからね。」
「あの大勢の前で公言したんだ。まず女子が寄りつかないだろ。」
「さぁて、どうかしら?『一時間』だもんねぇ。」
「『少なくとも』だろ?これからもずっとよろしく頼むぜ、ハルヒ。」
「こちらこそ、キョン。」
ちなみに、応援席に戻ったときに一悶着あった。
俺とハルヒの椅子が消失し、どこに行ったかと谷口に聞けば、紅組と白組の境、中央寄りの特等席とも言える場所に『ハルキョン様特等席』と言うプラカードに並べられて、キャンプ用のロープで複雑に結びつけられ、ペグで固定された末ぴったりとくっつけられている状態で置かれていた。
押しても引いても椅子は動かず、ペグも抜けず、ロープを切ろうにもナイフが無く、仕方なく二人で『全校生徒+保護者+教師』に注目されたまま応援するという拷問をさせられた。
そこで、ハルヒが握ってくれた手。それだけが唯一の救いだった。
=終=
=あとがき=
書き終えたぁ。(現在12時24分)
怒濤のスピードですよ。手がつりそう。
負けるものか。
ともかくとして、この話は、なんつーか狙ってます。うざったいほど狙ってます。
と言うか、ハルヒの設定を生かし切れていないです。
どうしてもMODOKIのSSは学生ネタ過ぎてダメなんでしょうね。
もう少し『ハルヒ』らしくしないといけないのですが。
まぁ、目をつむってください。
さぁ、次行きますよ。次っ!
ご無沙汰しております。
いつの間にやらカウンターが10万件近く回っているじゃないですか。
ブログを初めて8ヶ月と少し、十万件を回ったか…(泣)
いや、もう狂喜乱舞しているのですが時間が無くてSSかけませんでした。
合唱コンクール、進学模試、期末テスト、学力調査。
11月めっ俺にSS書かせない気だなっ!?
とまぁ恨むところが違うと思うのですが。
今までの8ヶ月の長さを感じ、歴史を思い出しています。
37作のSSを書いてきて。
この拙い文章を評価していただいた皆様方本当にありがとうございます。
MODOKIは非常に感動しています。
そんな皆様方の応援を感じつつ、MODOKIは頑張ります。
先生に、親に、閉鎖しろと言われているこのブログ。
誰が閉鎖してなるものかっ!
負けません。絶対に負けません。
せめて一ヶ月に一度でも、皆様に顔を出すべく、頑張ります。
応援してくれた皆様のためなら、負負負っMODOKIは貫徹だって努力を惜しまないのです。
(現在 午後11時50分)
まぁ、一ヶ月も遅れたわけですが、この受験勉強のブランクを埋めるべく、
三作!三作書きましょう。
10万HITしてくれた皆様のためですから!やります。三作書きます!
では、まずは前回の後編から。
『二人三脚の後』です。
追記から、どうぞ。
頬が痛む。おそらく腫れているだろう。
何事かと他の生徒達が俺を見てくる。
驚きと混乱で、しばらくバカみたいに立ちつくしていたが、すぐにハルヒを追いかけた。
ハルヒを起こらした理由、それは俺に帰結し、俺はとんでもない事をやったのだと、脳のどこかが告げていた。
校門は違う。
校舎内は立ち入り禁止だ。
体育館は人がたくさんいすぎて入れそうにない。
体育館か?
後ろは空き地で程々に広いスペースがあるはずだ。
俺は期待しつつ、体育館裏へ走っていった。
「ハルヒっ!」
気が焦って俺は叫んだが、そこにいたのは一組の男女だ。熱烈なキスなんかしてやがる。男が横目にこちらを見て、手を払った。
別に覗いてる訳じゃねぇっつーの。
「畜生。」
俺は、ハルヒを探していた。
なんでだ?もう一人の人格である『俺』が俺に聞く。
なんで俺は、ハルヒを追っているんだ?
別に、終わった瞬間にアイツが俺をひっぱたいて走っていっただけだろ?
なんで追う必要があるんだ?
面倒くさい。
馬鹿馬鹿しい。
放っておけ。
知らねえよ。
左の頬が痛み出す。
俺は痛む頬を撫でた。
なんで、アイツは俺を叩いた?
俺はアイツに、ハルヒになんて言った?
『少なくとも一時間は俺の恋人だ』と言った。
だから、アイツはこう受け取ったんだ。
『ゲームに勝つための一つの道具として恋人の立場を利用した。』
詰まるところ、アイツのプライドを傷つけたのだ。
告白されたとして、それが嘘で、しかも本人の気持ちなんてこもっていなかったとしたら、いくらハルヒでも怒るだろう。
俺は再び走り出した。ハルヒにあの恋人に謝らなくちゃならない。
もう一人の『俺』が再び声を出した。
謝ったところでどうする。実際にハルヒと付き合うのか?
それは…どうだろうか?
部室棟の裏を歩いて進んでいたとき、俺に声がかかった。
「キョン。」
さっきまで、探していた声だ。
そして、聞くのはもう少し待って欲しかった声だ。
だが、逃げるわけには行かない。
「ハルヒ、すまん。俺が悪かった。」
俺は頭を下げた。
「言いたい事はそれだけ?」
それだけじゃ、すまされないはずだ。
俺は、はっきりと告白の真意を言わなくちゃいけない。
「ハルヒ…」
俺は顔を上げて、ハルヒを見る。正面から、身長差で少し下を向くが。
目は、少し赤かった。
鼻も、少し赤かった。
髪は、ポニーテールだった。
もう一人の俺が又、囁いてくる。
なんでハルヒは泣いてたんだよ?
今、なんでポニーテールにしてんだよ?
お前、ハルヒの気持ちに気付いてるだろ?
知ってて知らない振りしてんだろ?
自分の気持ちすら認めてねぇだろ?
いい加減気が付けよ馬鹿野郎。
はやく認めやがれクソ野郎。
「ハルヒ、すまない。」
ハルヒの顔が曇る。
「『一時間』なんて言って、ゴメンな。」
そのまま、俺はハルヒを抱きしめた。
自分の胸当たりに湿った感覚を感じる。
「……バカ……」
「ごめん。」
あーあ、さっきのカップルよりはまだまだだが、変わらねえな。
俺は内心、そう思った。
「浮気したら殺すからね。」
「あの大勢の前で公言したんだ。まず女子が寄りつかないだろ。」
「さぁて、どうかしら?『一時間』だもんねぇ。」
「『少なくとも』だろ?これからもずっとよろしく頼むぜ、ハルヒ。」
「こちらこそ、キョン。」
ちなみに、応援席に戻ったときに一悶着あった。
俺とハルヒの椅子が消失し、どこに行ったかと谷口に聞けば、紅組と白組の境、中央寄りの特等席とも言える場所に『ハルキョン様特等席』と言うプラカードに並べられて、キャンプ用のロープで複雑に結びつけられ、ペグで固定された末ぴったりとくっつけられている状態で置かれていた。
押しても引いても椅子は動かず、ペグも抜けず、ロープを切ろうにもナイフが無く、仕方なく二人で『全校生徒+保護者+教師』に注目されたまま応援するという拷問をさせられた。
そこで、ハルヒが握ってくれた手。それだけが唯一の救いだった。
=終=
=あとがき=
書き終えたぁ。(現在12時24分)
怒濤のスピードですよ。手がつりそう。
負けるものか。
ともかくとして、この話は、なんつーか狙ってます。うざったいほど狙ってます。
と言うか、ハルヒの設定を生かし切れていないです。
どうしてもMODOKIのSSは学生ネタ過ぎてダメなんでしょうね。
もう少し『ハルヒ』らしくしないといけないのですが。
まぁ、目をつむってください。
さぁ、次行きますよ。次っ!
スポンサーサイト
テーマ : 涼宮ハルヒの憂鬱関連
ジャンル : アニメ・コミック